実は発売直後(2020年4月10日)に購入していた FINAL FANTASY VII REMAKE ですが、「まぁオリジナル版は何回もクリアしてるしな」という意味の分からない自信と、FF14が忙しい…!などでなかなか手をつけられずにいました。
FF14パッチ6.1 を終えたあたりからのんびりとプレイし始め、パッチ6.2がくる直前にクリアしました。(つまり書くのが遅い)
ちなみに「FINAL FANTASY VII」(いわゆるオリジナル版)は、1997年にプレイステーションで発売されました。
当時はムービーの美しさに加え、ストーリー中盤での仲間との唐突な別れ、そして主人公であるクラウドの抱える問題が明かされていく描写は衝撃的で、とても記憶に残るゲームでした。
そんなわけで、クリアした感想など。
もしかしたらちょっとネタバレしてるかもしれないので、ご注意を。
リメイクされた FINAL FANTASY VII はよく動く!
オリジナル版はコマンドバトルの王道なRPGでしたが、リメイクになってからはアクション寄りとなり、キャラクターたちが画面を動き回るようになりました。
わたしはアクションは苦手というか、あまり積極的に触れてこなかったので、コマンドを意識できる「CLASSIC (EASY)」モードでプレイしました。
(ストーリーをさくさくプレイしたいならEASYモードがおすすめ)
バトル以外でも、街の中やダンジョンを探索するときもよく動きます。ジャンプしたり、しゃがんだり、ぶら下がったり。
生き生きしてる!すごいなと感動しました。
ひさしぶりの画面酔い
あまりにもキャラクターがよく動くので、かなり画面酔いしました。
カメラを引く設定もしたんですが劇的な変化はなく、いろいろ検討した結果、ゲームのディスプレイサイズを32インチにすることで解決しました。(本当はもっと大きい画面で堪能したかったのですが…)
視線移動が減るからでしょうか、ディスプレイサイズをダウンした後はほぼ酔うことなくスムーズにプレイできました。
スラム街などの画面がごちゃごちゃして酔いそうなところはミニマップを眺めてましたね…。
キャラクターの掘り下げが良かった
ミッドガル編で関わるキャラクターにスポットが当たり、オリジナル版では深入りしなかったアバランチのメンバーの背景や考えがしっかり描かれていたのは良かったです。
そのおかげで終盤にさしかかるプレート落下での展開はかなりグッとくるものがありました。
ボリューム不足は感じない
個人的にはミッドガル編は物語の"序盤"という認識になっているため「リメイク序盤で終わるのか…」という先入観がありました。ですが、随所に新要素が盛り込まれており、ボリューム不足を感じることはありませんでした。
ラスト、「リメイク」という言葉を深く考えずプレイしていたツケ
クリア後の感想は「リメイクという言葉を深く考えていなかった…」に尽きます。
グラフィックはとてつもなく素晴らしいし、オリジナル版と違う要素も入っていたし、キャラクターたちの心情の深堀りもあって、さすがリメイクだな~と感じてはいました。
ラスボスを倒すまでは。
単純に「オリジナル版の再現」だと思い込んで油断していたのです。
フィーラーという謎の存在を見てもなお、気づきませんでした。
最後にまさかの展開が詰め込まれていて、「完全に新作だ。これリメイクだ…」という驚き。
オリジナル版を「運命」と位置づけ、リメイク版はそれに「抗う」物語。
おそらく「運命の改変」をしていくことになりそうですね。
これはオリジナル版のストーリーを一度でも見ておかないと完全に理解できるのは難しそう。
次の展開が予測不可能に
オリジナル版ではさまざまな人との別れがありますが、これらがいくつかひっくり返される可能性が高くなり、「これは先が読めなくなってきたぞ」という感じ。
エヴァ破を見たときのような気分です。
久しぶりにゲームで驚きました。
正直、オリジナル版のラストもすごく気に入っていて、最後の風景なんかはすごく鳥肌が立ったんですよね。あれはあれでとてもいい物語でした。
でも、ラストを迎えるまでには様々な別れがあり、悲しい思いをした人もたくさんいたので、そういった人たちが笑顔になるところも見てみたくなりました。
次作は「リバース」だそうで、どんなふうにFF7が生まれ変わるのか、とても楽しみです。
とりあえず、ユフィの追加エピソードである インターミッション をプレイしなくては。
そしてリメイクのエンディングを見ると クライシス コア FF7 リユニオン が気になってくる。こちらは12月13日に発売予定なので、おそらく買うことになりそう…。