本日のNintendo Directで発表されていた「ドラゴンの島」がめちゃくちゃ気になり、さっそく体験版をプレイしました。
(体験版はSwitchとPS4で配信中。PS5からでも体験版を遊ぶことができます)
すべてがカードでできているRPG
イベントシーン、フィールド、バトル、ダンジョン…すべてがカードになっています。
進行はすべてボイスによって読み上げられますが、テキストオンリーでも楽しむことができます。
初めて訪れる場所(フィールド、街、ダンジョン)では、カードがすべて裏になった状態からスタートします。
移動することで周囲のカードがめくられ、景色が明らかになっていきます。ときどきイベントが発生したり、宝箱を見つけることもあります。
カードだらけなので変わった見え方をしていますが、普通にフィールドを移動するような感覚です。
なお、一度行った所に再び訪れたい場合は、右スティックでコマを運ぶことで移動をスキップすることができます。
フィールドでは、敵とエンカウントするのはもちろん、アイテムをゲットしたり、イベントが起きたりするので隅々まで歩きたくなります。
バトルももちろんカードで進行します。
コマンド入力形式ですが、ダイスの目でダメージ量が決まる変わったスキルもありました。
本編への期待が高まる"前日譚"
女王からとある依頼を受けてこなすという「おつかい」クエストで体験版は終了しますが、このお話は前日譚らしいので、ここからどんな風に本編へ発展していくのかとても楽しみです。
体験版のプレイ時間はおよそ2時間くらいでしょうか。
さくっとプレイしてだいたいの雰囲気がつかめるので是非プレイをおすすめしたいです!
しかし、さすがドラッグ オン ドラグーンやニーア シリーズを手がけたクリエイターが集まっているだけあって、雰囲気がめちゃくちゃいいです。テーマ曲もいいところで使ってくる…!
余談:ドラッグ オン ドラグーンとは関係ない
ヨコオタロウ氏と藤坂公彦氏、そしてドラゴン…となると「ドラッグ オン ドラグーンが関係あるのでは??」と思わなくもないのだけど、ご本人いわくドラッグ オン ドラグーンシリーズではない とのこと。
やっぱりファンタジーっていったらドラゴンですもんね。ドラゴン被りしちゃうのはしかたないですね。
プレイした感想&即予約
カードだけですべてが表現されていて、カードゲーム?すごろく?なんて一瞬思いましたが、プレイしてみると普通のRPGです。
この「普通のRPG」というの、ネガティブな意見ではなくてすごく良い意味で使っています。
最近はキャラクターがめちゃくちゃよく動いて、見た目もスタイリッシュなアクション寄りのRPGが増えていて、それはそれで楽しいんですが、ターン制コマンド入力式のRPGで育った身としてはどこか「あの落ち着いたRPGをもう一度…」という気持ちもあったんですよね。アクション系はたまに画面酔いしちゃうし…。
そんな中で「ドラゴンの島」の体験版をプレイしてみて「あ、これは普通のRPGだ…!」と思ってしまったんですよね。カードだけで表現されているけど、普通のRPGを遊んでいる感じです。すごく安心してしまった。
コマンド入力のバトルは自分のペースで進められるし、移動もどことなくレトロなRPGを感じさせてくれる。ときどき起きるイベントが移動を飽きさせないようになっているのも良かったです。
あとはなんといってもドラゴンですね。さてさて、このゲームではどんな風に描かれるんでしょうか。
久しぶりにワクワクするゲームでした。
こういう雰囲気に弱いのかなー。なんて思いながら、特装版を予約しちゃいましたけどね…!
発売日は2021年10月28日とのこと。楽しみだなぁ。
販売はダウンロード版のみです。
PCでプレイするなら Steam から購入できます。
【Steam ダウンロード版】Voice of Cards ドラゴンの島 + DLCセット
【Steam ダウンロード版】Voice of Cards ドラゴンの島
プレイステーション、スマートフォン版もあります。