バハムート ラグーン

バハムート ラグーン (カバーイメージ) ©1996 SQUARE CO., LTD.

ヒロインがヒロインらしからぬ行動をとることで有名(?)なバハムート ラグーン。
ドラゴン推しとしては、ドラゴンと一緒に戦えるだけで100点満点なゲームです。

これ、いつ買ったのかな?よく覚えてないけど、買った動機ははっきり覚えてます。
「ドラゴン出るじゃん (しかも味方)」
ファンタジーはドラゴン、ドラゴンはファンタジーですからね。ドラゴンが出るなら買うしかないのです。

どんなゲーム?

シミュレーションRPGだけど、単騎ユニットではなくパーティを組んだユニットを動かすタイプ。
各ユニットにはペアとなるドラゴンがいて、ユニットが行動を終えるとドラゴンは単騎ユニットとして自動で動いて戦ってくれます。

バハムート ラグーン (1) ©1996 SQUARE CO., LTD.

シミュレーション系はあまり得意じゃないけど、ちゃんとクリアできたのでそんなに難しくないはず。
ファイアーエムブレムのほうがよほど難しいです。

ドラゴンは育成ができ、育てるためにエサやりをするんだけど、このエサやりがかなり重要。
育成の結果、どんなドラゴンになるかはお楽しみ……。

うまく育成できると、ドラゴンたちは姿を変えてより強力になってくれる…らしい。実際にプレイしてたときは完全にノーヒント、感性のままにえさやりをしていたので変なドラゴンしかできなかったな…。

バハムート ラグーン (2) ©1996 SQUARE CO., LTD.

ストーリーは、ざっくり言うと “帝国に祖国カーナとその王女を奪われた主人公が、生き残った仲間たちと共に反乱軍となって祖国を取り返す” という内容(だったはず)。
カーナ王国は戦竜隊といわれるドラゴンを操る騎士がいて、主人公はその隊長。だから、ドラゴンと一緒にユニットを組んで戦うことができるというわけ。

“帝国VS反乱軍” というよくあるパターンですが、ここに登場するキャラクターたちみんな強烈な個性があって、そこがこのゲームの一番の魅力かも。と、勝手に思っています。

コミカルで笑えるシーンもいっぱいあって、どのキャラクターも生き生きしてるのがいい。
主人公は反乱軍の中心にいるので、あらゆる方向からみんなに好意を持たれたり、嫉妬されたり(!)して、ある意味ハーレム状態です。

有名なヒロイン “ヨヨ”

さて、バハムート ラグーンと言えば、避けて通れないヒロインの話…。

バハムート ラグーン (3) ©1996 SQUARE CO., LTD.

気になる人はちょっとインターネットで探してもらったら詳細が分かるのではないかと思いますが、バハムート ラグーンのヒロインであるヨヨは有名ですよね。

ざっくり言うと、ヨヨはカーナ王国の王女です。彼女は帝国に連れ去られていたのですが、その間になんやかんやでいろいろとお気持ちに変化が訪れるというオチです。

心情の変化って、リアルではわりとよくあることだと思います。
子どもから大人になるまでの多感な時期に、いろんな人と関わり様々な経験を重ねることで、子どもの頃の気持ちが変わるのって別におかしなことじゃないですよね。

ただ、ヒロインの「変化」の描かれ方がけっこう生々しく、しかもそれが色恋沙汰ということもあって、同情されないヒロインに仕上がっちゃってるのがある意味すごいです。
主人公がセリフのない無口タイプだから、かえってヒロインの言動が一方的な感じに見えてしまうのもあり…。

当時の感想としては「え…?なにコイツ…」でしたね。
ちなみに名前はデフォルトでプレイしていました。

とはいえ…

ごちゃごちゃ書いたけど、トータルではすごく面白いゲームです。キャラクターの個性の強さがほんとに好き。
あと、ドラゴンがたくさん出てくるので最高です。

このゲームのおかげで恋愛っぽい雰囲気が出てくるとちょっとしんどく感じるようになりましたけどね。

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